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トクホ・特保(特定保健用食品)の話

生活習慣病のリスクの低減に役立つ特保(特定保健用食品)をご紹介してまいります。(2007年9月22日開始)

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生活習慣病とは

病気になったり病気の進行には、有害物質・ストレッサーなどの「外部環境要因」そして生まれつきの「遺伝要因」も影響します。

一方、食習慣・運動習慣・休養の取り方・嗜好などの「生活習慣要因」も、糖尿病、高血圧、さらには 癌、心臓病、脳卒中(日本人の3大死因)など多くの疾病の発症や進行に深く関わっていることが明らかにされてきました。

以前は「成人病」対策には二次予防(病気の早期発見・早期治療)に重点を置いていました。しかし、このような従来の施策に加えて、「生活習慣要因」に起因する「生活習慣病」という概念が新たに導入され、一次予防(生活習慣の改善)対策を推進することになったのです。


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生活習慣病予防のための食生活の基本

・食事を楽しもう。
・自分の食生活を見直そう。
・主食・主菜・副菜を基本にした、食事のバランスを考えよう。
・食塩・脂肪の摂取は控え目にしよう。
・自分の適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を摂るようにしよう。

以上が、厚生労働省が定めた「健康づくりのための食生活指針より」の抜粋です。

何よりも食事は楽しむことが基本です。家族・友人と一緒に食事をする人は会話を楽しむ、一人で食事を摂ることが多い人は並んだものの色や味を楽しむことができますね。
また、普段からレトルト食品やコンビニ弁当が多い人は、休日には手作りの料理を楽しむことをお勧めします。レトルト食品やコンビニ弁当には、基準を満たしているとはいえ、大量の保存料や着色料が用いられています。長い年月に渡り摂取し続けた結果、どのような症状が出るかわかりません。今後子供が欲しいと考えている女性には、特に考えていただきたいと思います。


トクホ 特定保健用食品の誕生

食生活の基本の述べましたが、実際のところ、食習慣を改善することは大変です。地道な努力を要します。

栄養状態を良好に保つには、食の「質」「量」「食べ方」が大切です。でも様々な理由で完全な実現はとても難しいですよね。

とは言っても、自分の健康は自分で守る、という自己責任がこんなところでも求められる時代なのです。

そんな時代の中、1991年に、科学的に確かめられた健康情報を、消費者の健康保持・増進に役立てることを目的として、偏りがちで不規則な食習慣によって忍び寄ってくる生活習慣病のリスクの低減に役立つように工夫された「特定保健用食品」《トクホ》が誕生したのでした。

誕生してから15年以上が経っているのですね。それでも古くなるどころか、現代社会の中ではますます必要とされているものとなってきています。



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